

レールで繋がる遺失物管理の未来! 「find Railway meetup 2025 in OSAKA」イベントレポート
「鉄道の遺失物管理って、今どうなっているの?」「現場の声をもっと知りたい」
そう思う鉄道会社や自治体のご担当者も多いのではないでしょうか。
実は今、鉄道業界でもDXによって、遺失物管理のあり方が大きく変わり始めています。
本記事では、全国の鉄道事業者が集まったイベント「find Railway meetup 2025 in OSAKA」の様子をレポート。
現場のリアルな声や、デジタル導入の成果、そして未来の遺失物対応について詳しくご紹介します。
2025年6月、大阪で開催された「find Railway meetup 2025」。
find Railway meetupは、鉄道事業に関わるパートナー企業様、また今後利用することを計画、検討している鉄道事業者様にfindの最新の取り組みをご紹介するとともに、パートナー企業様間の連携を強化し、「落とし物が必ず見つかる世界」の実現に向けてパートナーシップのさらなる促進を目指す業界特化型のイベントです。
2日間で17社45名の方々にお集まりいただき、導入企業様のfind運用の工夫事例やfindの今後のリリース予定の機能のご紹介、findが使用される業務の現場を見学いただきました。findのValueの1つである「オープンでいこう!」をグランドルールに、findのいい所も改善してほしい所も赤裸々にお話いただきました。
(敬称略・50音順)※一部企業はDAY1のみ参加
大阪市高速電気軌道/大阪モノレール/大阪モノレールサービス/北大阪急行電鉄/京都市交通局/京阪ホールディングス/神戸市交通局/山陽電気鉄道/四国旅客鉄道/東海旅客鉄道/名古屋鉄道/南海電気鉄道/西日本旅客鉄道/阪神電気鉄道/兵庫県 産業労働部/広島高速交通
当日は、関西を中心とした多数の鉄道会社の担当者が参加。
主催は、落とし物管理クラウド「find」を展開する株式会社find。
findを導入している現場からの声や、導入検討中の企業が持つ課題など、現場目線の意見が飛び交う活気ある時間となりました。

プログラム
DAY 1
第一部:カンファレンス
findの歩みと今後(株式会社find 代表取締役CEO 高島 彬)
トークセッション(大阪市高速電気軌道株式会社 交通事業本部 統括課 奥野 真人様、祐延 博志様、北大阪急行電鉄株式会社 鉄道事業部 業務課 成瀬 勇様、株式会社find カスタマーサクセス部 大澤 一道)
新しい感謝を生み出す二次流通(株式会社find 取締役COO 和田 龍)
第二部:懇親会
DAY 2
業務見学 大阪市高速電気軌道株式会社 お忘れものセンターの見学
現場を”見る・聞く・体験する”をコンセプトに、大阪市高速電気軌道株式会社様にご協力いただき、実際にお忘れ物センターを見学し、勤務されている方からどのようにfindを使っているのかをご説明いただきました。
トークセッションでは大阪市高速電気軌道株式会社様、北大阪急行電鉄株式会社様から「findを導入する前の課題や導入経緯」「導入時の工夫した点」「導入して良かったと思う点」「findへの要望」などを語っていただきました。
また、findが2025年2月から実証開始した落とし物の二次流通の経過報告を行い、企業様の売上向上などのメリットをご紹介しました。
イベントの後半では、大阪市高速電気軌道株式会社様(Osaka Metro)、北大阪急行電鉄株式会社様をお迎えし、トークセッションを実施しました。
すでにfindを導入済み、または導入を進めている立場から、現場ならではのリアルな声が語られ、参加者の共感を呼びました。

両社ともに共通していたのは、「紙・電話ベースでの対応に限界を感じていた」という点です。
拾得物の記録や引き継ぎが手作業に依存していたため、
情報の伝達ミス
検索のしづらさ
問い合わせ対応の属人化
といった問題が日常的に発生していたといいます。
また、利用者からの電話問い合わせ対応にかかる時間が長く、本来の業務が中断されるなど、現場のストレスも深刻だったとのことです。

find導入の決め手は、「現場目線で設計されたシステム」であること。
担当者の方々からは、「導入を進める中で、ツールそのものだけでなく、“使う人の業務”に向き合っている姿勢が伝わってきた」との声がありました。
導入に際しては、現場スタッフへの説明資料の工夫や、運用フローに合ったマニュアル作成など、“社内への浸透”を意識した準備を丁寧に行ったそうです。
とくに印象的だったのは、「小さな改善の積み重ねこそが、DX推進の本質だと実感した」という言葉。
派手な変革ではなく、現場の“ちょっと困ってる”を確実に解決していくことが、最も大きな業務改革につながると語ってくださいました。

find導入後は、落とし物情報の検索性や登録作業が格段に改善され、問い合わせ対応時間の大幅短縮と、返却率の向上を実現。
また、拾得物に関する情報共有がスムーズになり、部署を超えた連携も取りやすくなったとのこと。
「利用者からの『こんなにすぐに見つかったのは初めて』という声が増えたのが嬉しかった」
そんなエピソードも印象的でした。
一方で、「他社ともっとベストプラクティスを共有できる場があれば」「現場が使いこなすためのトレーニング支援にも期待したい」といった今後のfindへの要望も率直に共有いただきました。
トークセッションの後半では、株式会社findから、2025年2月より開始した「遺失物の二次流通」に関する実証実験の経過報告も行われました。

多くの施設では、一定期間が過ぎた「満期遺失物」は廃棄されてしまうのが現状です。
しかしfindでは、「まだ使える物を、必要とする誰かへ届けたい」という想いから、拾得物の再活用=“リユース”という新たな循環の仕組みに挑戦しています。
実証開始から数ヶ月、すでに以下のような成果が見えてきました。
満期遺失物をリユース品としてEC販売
得られた収益の一部を施設へ還元
サステナビリティへの貢献が企業価値向上にも寄与
「本当に売れるのか?」「クレームは起きないか?」といった懸念もある中で、
想定以上に多くの商品がスムーズに購入され、売上にもつながっているという事例が紹介され、参加者の関心を集めました。
また、参加企業からは「CSRの一環として社内で評価された」「広報ネタとしても使えそう」など、単なる業務改善を超えたブランディング・社会貢献の観点でも注目されていることが伝えられました。

「実際の現場では、findってどう使われてるの?」
そんな声に応えるかたちで、find Railway meetup 2025 in OSAKAの翌日、大阪市高速電気軌道株式会社(Osaka Metro)様のお忘れ物センターを見学する機会をいただきました。
今回の見学会は、“見る・聞く・体験する”をコンセプトに実施。
日々大量の遺失物が届く現場で、スタッフの皆さまがどのようにfindを活用しているのか、その様子をリアルに知る貴重な時間となりました。
見学会は、meetupにご参加いただいたパートナー企業様を中心に、多くの方がご参加くださいました。
実際に目にした“findが活躍する現場”を通じて、
システム導入後の定着プロセス
DXが現場でどんなふうに受け入れられているか
スタッフとシステムの距離感
など、カタログや導入事例だけでは分からない実感を得ていただけたようです。
「机上の理論ではなく、現場で“ちゃんと使われている”ことが確認できたのが大きな収穫だった」
そんな感想も多く、現場起点でプロダクトを信頼できるかどうかが、導入検討を進めるうえで非常に大切であることを、私たちも改めて感じる時間となりました。

大阪市高速電気軌道株式会社様にご協力いただき、実際にお忘れ物センターを見学し、勤務されている方からどのようにfindを使っているのかをご説明いただきました。

センターには、日々数百件の落とし物が集まり、保管・整理・検索・返却の業務が休みなく続いています。
その中で、findは“当たり前の道具”として静かに、でも確実に業務の効率化を支えていました。
たとえば:
拾得物を登録する際のシステムの画面の見た目・使いやすさ
担当者間での引き継ぎミス防止機能
利用者からの問い合わせに即対応できる検索性の高さ
など、カスタマーセンターでも、現場のオペレーションでも、“煩雑さを減らす”仕組みとしてスムーズに根づいていることが印象的でした。
また、実際に働いているスタッフの方からは、
「最初は“ITツールなんて難しいのでは?”と思っていたが、触ってみると想像以上にシンプルで助かっている」
という声も上がりました。
「自社だけで頑張らない。業界全体で、よりよい仕組みを作っていく」
今回のmeetupや見学会では、そんな前向きな空気が広がっていました。
findは、単なるクラウドサービスではありません。
現場の声から生まれ、現場とともに育てていく“共創型プロダクト”です。
もし今、
「遺失物の管理に限界を感じている」
「DXを進めたいが、どこから始めたらいいか分からない」
そんな思いがあれば、まずは小さな一歩からご相談ください。
一緒に、“もっとスマートな遺失物管理”を目指していきませんか?
findでは、今後もこうした現場見学や交流の機会を定期的に設けていく予定です。
「実際の運用を見てみたい」「自社でも活かせるか相談したい」などございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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