

「落とし物を廃棄から循環へ」──findリユースがつくる新しい社会インフラ
毎日、駅や商業施設には数え切れないほどの落とし物が届きます。
財布や傘、スニーカーやアクセサリー──その数は一施設で年間数千件にのぼることも少なくありません。
しかし、3か月の保管期間を過ぎても持ち主が現れない「満期遺失物」の多くは、やむなく廃棄されています。
保管場所を圧迫し、人件費や廃棄コストもかさみ、施設にとって大きな負担となってきました。
一方で、まだ十分に使えるモノが大量に処分されているという現実は、環境問題の観点からも見過ごせません。
この課題に正面から挑んでいるのが、株式会社findの新規事業 「findリユース」 です。

「バックヤードが荷物でいっぱい」「毎月10万円以上を廃棄費用に使っている」
そんな現場の声を耳にし、findは解決策を模索しました。
落とし物クラウドを運営してきたfindだからこそ、拾得から保管、そして最終的な扱いまでの流れを把握しています。
そこから生まれたのが、満期遺失物を廃棄せず循環させる仕組み──findリユースです。
「一言でいうと、落とし物を廃棄せず、社会に還す仕組みです。施設に残されたアイテムを回収し、仕分け・出品・販売までをfindが責任を持って行います。」

施設から回収された満期遺失物は、スタッフの手で丁寧に仕分けされます。
モノの状態や価値を見極め、以下のルートへと分けられていきます。
メルカリ出品(約2割)
1,000円以上の価値が見込めるアイテムは「find shop」へ。直接消費者へと届けられます。
オークション委託(約6〜7割)
専門事業者を通じてオークションにかけられ、幅広い市場へ流通。中古品として新たな価値を生みます。
廃棄(約1割)
個人情報を含むものや衛生的に問題があるものは廃棄対象に。安全とプライバシーにも十分に配慮しています。
取り扱うアイテムは多岐にわたり、スニーカー、ブランド小物、アクセサリー、日用品や傘など。
従来なら廃棄されていたモノが、こうして再び社会に還元されていきます。

すでに導入した施設では、次のような変化が表れています。
バックヤードの省スペース化
廃棄費用(月10万円以上)の削減
人件費の負担軽減
「置きっぱなしだった荷物がなくなり、バックヤードがすっきりした」「廃棄が収益に変わるのはありがたい」
現場スタッフからは、そんな実感のこもった声が寄せられています。
2025年現在、出品点数はすでに数百点を突破。
全国の商業施設や交通事業者での導入が広がりつつあり、課題解決の実績は着実に積み重なっています。
findリユースの挑戦はまだ始まったばかりです。
現在はスタッフが手作業で出品していますが、今後は ボタンひとつでクラウドから出品できる仕組み を構築し、よりスムーズな運用を目指します。
また、民間企業だけでなく、自治体や警察にも展開していく構想も進んでいます。
さらに、売上を単なる収益として終わらせず、 社会貢献に循環させる仕組み も構想中です。
「例えば盲導犬協会などへの寄付を通じて、拾った善意を未来へとつなげたい。落とし物はただのモノではなく、人と社会をつなぐきっかけになるはずです。」

「落とし物を廃棄から循環へ」。
findリユースは、現場にあふれる課題と社会的な問題に同時に応える仕組みとして動き出しました。
バックヤードの負担を減らし、環境にもやさしく、そして“拾った善意”を社会に還す。
それは、これからの社会インフラの新しい形かもしれません。
落とし物のその先を変える挑戦は、これからさらに広がっていきます。
👉 詳細はこちらのプレスリリースをご覧ください
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